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浅見 明太 (ASAMI Meita)

所属研究室


杉山研究室

略歴


2013年 3月東京都立国立高等学校 卒業
2018年 3月東京大学 工学部 電気電子工学科 卒業
2020年 4月東京大学大学院 工学系研究科 電気系工学専攻修士課程 修了

研究内容


持続可能な開発目標の達成に向けて、太陽電池の研究をしています。太陽電池は太陽光のエネルギーを電気に変換する装置です。発電時に二酸化炭素を排出しないため、地球温暖化問題の改善に貢献できます。私の研究では特に太陽電池の高効率化(太陽光のエネルギーからより多くの電気を生成する)に取り組んでいます。より具体的には目には見えないナノスケールの半導体構造を専用の装置を用いて作り込むことによって、太陽光に含まれる幅広い波長の光を効率よく電気エネルギーに変換できるようにすることを目標としています。  

このような新しいタイプの太陽電池を開発し、最終的には水の電気分解装置と組み合わせることによって、水素社会(資源エネルギー庁HP)の実現に貢献したいと考えています。太陽電池で発電した電力で、中学、高校の化学の時間に習う水の電気分解を行うことによって水素を生成することができます。太陽電池では昼間しか発電できない、ということが問題点の一つなっていましたが、水素の形でエネルギーを保存することで、夜間にもそのエネルギーを利用できるようになります。  

私の研究では普段から、量子力学や物性物理といった奥の深い学問に基づきつつ、実際に手を動かして太陽電池を作製し、その評価を行っています。物理のおもしろさも感じつつ、ものづくりの楽しさも味わえる、ということにやりがいを感じて日々研究をしています。

キーワード


太陽電池, 量子構造, SDGs, 再生可能エネルギー

AEOでやりたいこと


高校と大学との橋渡しをしたいと思っています。高校で習うことが大学でどのように生きてくるのか、また、大学で習うことが社会に出たときにどのように大事になってくるのか、ということを理解することは、勉強するモチベーションを保つ上で非常に大切です。これはよく言われることですが、習ったことがそのまま役に立つ場面というのはあまりありません。しかし、習得する過程で得た”考え方”は幅広い場面に応用することができます。その”考え方”の部分を意識するきっかけ作りのお手伝いをできたら良いな、と思っています。  

また、自分自信については、コミュニケーション・プレゼンテーション能力を向上させたいと思っています。AEOの活動では高校生の方々や大学関係者ではない方に向けて自分の研究内容を説明をする機会が多くあります。そのような貴重な機会を通して、どういう話は受けが良いとか、どういう説明なら理解していただけるか、といったフィードバックを得たいと考えています。天才的な発想や理論を生み出せる方が研究を一気に進歩させる、ということは稀にあります。そのような方がコミュニケーションに多くの時間を割かなくても、その才能を余すことなく発揮できるような環境というのは大事だと考えています。しかし、その天才的な発想だけに頼って科学を進歩させることはできません。多くの研究者による地道な”科学を積み重ねる”という行いも科学の進歩を支える重要な要素です。天才的な発想をしようという試みを続けると同時に、地道な研究も行う、という二段構えのスタイルが私の理想としているスタイルです。そのようなスタイルで研究を行うためには、地道な研究の部分についても、具体的かつ分かりやすく、その研究の意義を多くの人に伝える必要があります。研究には多くの資金が必要で、研究に対する社会からの理解、というのは欠かすことのできないものです。自分の研究の魅力を余すことなく伝えられるような研究者になるために、AEOの活動を通して成長したいと思っています。

趣味


運動全般(マイナースポーツ含めマジでなんでも好きです)、Netflix(海外ドラマ)、本屋で漫画・文庫本を買うこと、散歩、論文や音楽のdig