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浦井 亮太郎 (URAI Ryotaro)

所属研究室


小泉研究室

略歴


2015年3月帝塚山学院泉ヶ丘高等学校 卒業
2019年3月近畿大学建築学部建築学科 卒業
2021年3月九州大学大学院人間環境学府都市共生デザイン専攻 修了
2021年4月東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻 入学
2020年10月高野町立高野山中学校 学習指導員(現在に至る)

研究内容


私は「初等中等教育における次世代育成を通じた共創まちづくりの手法」について研究している。具体的には、2020年度から和歌山県高野町にある全校生徒約30名の高野山中学校にて、ふるさと教育(まちづくり教育)の実践研究に取り組んでいる。研究を始めた動機は、大学の卒業設計を高野町の住民に発表して意見を交わした際に、住民自らが多様な考えを取り入れながら地域の資源を生かしてまちを変革していくことが必要だと思ったからだ。これを実現するためには、①多様な主体がまちづくりに参加できる体制作りと、②既存の方法に囚われない地域資源の活用で新たな価値を創造できる環境作りが不可欠だと考え、地域のまちづくり・人材育成・産業創造といった課題を包括的に解決するためのアンカーポイントとなりうる”中学校”という組織に注目した。そして、生徒達をいかなる場面においても創造性と実現力を持って社会課題の解決に貢献できる人物に育てることを目指して、2022年度は全生徒を対象に『地域のひと・もの・場所を繋いでまちに新たな魅力を創ろう』という授業を実施した。その結果、僧侶や商店主、工芸職人、行政・鉄道会社・DMO職員といった幅広い分野の人が集まり個々の切り⼝で生徒達と議論するインクルーシブな学習環境が生まれ、“まちづくり学習”の学習効果としては、郷⼟愛の醸成に限らず、⽣徒それぞれによって異なる多様な学びが⽣じ、他教科や授業以外での学校⽣活、⽇常⽣活の様々な場⾯で使える知識やスキルを得られることが生徒の感想や日々の学習態度の変化から明らかになった。

浦井_研究資料2022.12

キーワード


ふるさと教育,中学生,総合的な学習の時間,インクルーシブな学習環境,創造,共創まちづくり,高野山

AEOでやりたいこと


AEOでの諸活動を通じて、中等教育における包括的で創造的な学習環境づくりの発展に貢献したいと思っています。よろしくお願い致します。

趣味


DIY,建築模型づくり,街歩き,山道ドライブ,芸術鑑賞

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