学校の探究活動(課題研究)等における自分のテーマを、もっと深く追究したい、という高校生等に対して、該当する分野の大学教員・研究者が、アドバイザーとして個別サポートを行います。
研究者による対面(オンラインを含みます)での個別指導は3回程度を基準としますが、その他にも、質問等のやり取りは可能です。
また、研究の進め方やモチベーションの維持などに関するより一般的な相談は、先端教育アウトリーチラボ(AEO)の学生アフィリエイトがメンターとして、サポートします。
夏期・春期には集合型プログラムを実施するほか、オンラインでの進捗報告会等も開催予定ですので、学校や校種を超えて、志を同じくする仲間づくりもできます。
なお、学校を通じて、学校の先生と生徒とのペアでのご応募をお願い致します。
【プログラム概要】
①から⑤がパッケージとなります。
①アドバイザー(先端研の研究者)による個別の指導助言
2022年7月~2023年2月までの間に3回程度。
・具体的な指導方法や指導日時は、アドバイザーと参加者との個別の調整により確定します。指導方法は、先端研の研究室での対面指導のみならず、Zoom等オンラインでの指導、フィールドワーク等現地での指導等が想定されます。
・なお、3回程度の指導の他、メールやインターネットのコミュニケーションツール等を用いて、研究者と質問等のやり取りをすることも可能です。
②夏期集合型プログラム
2022年8月8日(月)午後及び9日(火)午後
・両日とも最大13:00から17:00までを予定しています。
・2日間連続したプログラムですので、両日ともご参加頂くことを原則とします。
◆コンテンツ(予定)◆
オリエンテーション/芸術セッション/課題研究とは何か・研究倫理/文献調査の方法/メンターとのチームアップ/各人の研究テーマ及び参加目的や目標の共有/
③学生によるメンター制度
AEOで、学生アフィリエイトとして次世代育成に携わっている大学院生や大学生が、参加者それぞれにメンターとして伴走します。メンターを統括するシニア・メンターは、高校の教員免許を有するAEOの特任研究員が担当します。教授に尋ねるような専門的な内容ではないけれど、課題研究を進めるうえで困っていること等、気軽に相談できます。
④春期集合型プログラム(成果発表会)
2023年3月28日(火)
・13:00-16:50(予定)
・諸事情を考慮し、一般公開は行いません。
◆コンテンツ(予定)◆
全チームによる課題研究発表/質疑応答/研究者(アドバイザー)等による指導講評/学生アフィリエイト(メンター)との意見交換会
⑤「先端人シリーズ」への参加
・高校生研究員は、オンライン・レクチャーシリーズ「先端人シリーズ」にも参加して頂きます。
・自身が研究しているテーマ以外にも、多様な分野や研究手法があることを学びます。
【参加費用】
無料
ただし、開催場所への旅費・宿泊費等は各自でご負担いただきます。
【募集対象】
課題研究等において、自身が追究したいテーマが定まっていて、大学教員等から指導助言を受けることで、より高度な研究を行いたい中高生。
高校生を主な対象としますが、中学生の応募も可能です。
【応募条件】
・原則として、プログラム概要①から⑤全てに参加できること。
・学校経由でご応募頂くこと(※)。
・1校あたりの応募件数は2件を上限とします。
※生徒の担当教員である学校の先生と生徒とで、ペアとしてご応募頂きます。アドバイザーによる指導の際には、学校の先生がご引率・ご同席頂くことを推奨しますが、必ずしも全ての回に先生が引率・同席して頂かなくても構いません。
【定員】
生徒20名程度を上限とします。
【応募締切】
1次募集:2022年7月15日(金)17:00〆切 ⇒今年度の公募は終了しました※定員に空きがある場合は、後日2次募集を行う可能性がありますが、未定ですので、参加を希望する方は上記締切に間に合うようご応募ください。
【応募方法】
以下の応募用紙①②をダウンロードしてご記入の上、「高校生研究員への応募はこちら」のボタンからアップロードしてご応募ください。※
※できるだけ、上記ボタンから応募用紙をアップロードしてご応募頂きたいですが、アップロードがうまくいかない場合などは、先端教育アウトリーチラボ(office@aeo.rcast.u-tokyo.ac.jp)へのメール送付によりご応募ください。その際、メールの件名は「高校生研究員への応募」としてください。
【選考について】
応募内容及び指導可能なアドバイザーとのマッチングの成否により選考させて頂きます。選考結果は、7月25日(月)頃までに、応募時に登録されたメールアドレス宛にご連絡する予定です。
本プログラムは、AEOによる、STEAM教育等の新しい教育に関する教育実践研究の一つでもあります。そのため、ご参加者に対して、アンケートやインタビュー等をお願いすることがあります。ご回答は任意ですが、できる限りご協力いただけるようお願いします。プログラムの実施やアンケート等で得られた情報は、学術利用または報告書等への掲載を目的として、学術誌や報告書等に掲載されることがありますが、原則として個人が特定される形での使用は行いません。個人が特定される情報を掲載する場合は、別途ご本人に了解を頂きます。ご理解いただけますと幸いです。
(2023年1月5日更新)