中野 和真 (NAKANO Kazuma)
学科・専攻
東京大学 農学部 水圏生物科学専修
所属研究室
未所属
略歴
2021年 3月 | 私立海城高校卒業 | |||||
2021年 4月 | 東京大学理科二類入学 |
研究内容
学部生なので興味のあるという段階ですが、環境調査、数理シミュレーションを併用した赤潮の発生原因特定と発生予測です。
プランクトンのパラドックスに興味を発し、プランクトンの生み出す多様性に惹かれてきました。どうしてそのような多様性が創出され、維持されるのかが興味の大元にあります。
一方で、単一のプランクトン種が大量増殖する赤潮のような現象も存在します。ある意味でこの現象はプランクトンのパラドックスで言われる現象とは正反対の現象です。なぜ多様性が崩れプランクトンが大量増殖するのか、それを突き詰め社会にも還元したいと、まだ想像ではありますが考えています。
キーワード
生態学、プランクトン、珪藻、赤潮、プランクトンのパラドックス
AEOでやりたいこと
高校生の時、部活で生態学系の研究活動を行なっていました。SSHでもない高校の生徒のレベルということもあり、社会的に見れば自由研究に毛が生えた程度のものに過ぎなかったかもしれませんが、その過程で得た経験は自分にとっては非常に印象深く、また大学での進路を決める際にも重要な影響を与えてくれました。
ただ、こうした経験は多くの人が知らぬうちに高校を卒業してしまいます。高校生のうちにこうした機会を持つことで、さらに進路の幅が広がるのではないか。そう考え、高校生に研究の面白さ、研究という進路を伝えたいと思うようになりました。お節介な考えかもしれませんが以上のような考えから、AEOではアウトリーチ活動を通じ、より多くの高校生に研究の面白さや興味深さなどを伝えたいと考えています。また、その際には年齢的にも近い私の立場が役に立つのではないかと考えています。
趣味
珪藻採集、漫画を読むこと